飛びついても損なし! フルサイズミラーレス「α7」に迫る(1/5 ページ)
2013年秋にはユニークなカメラがいくつも登場したけれども、カメラ好きに最も注目されたのがソニーの「α7」(レビューまとめはこちら)である、といってもたぶん過言じゃない。
いろんな注目のされ方をしいて、α7を見てどこに面白さを感じるか、どういう利用を想像するかは人それぞれなんだけれども、どれもこれも耳目を集めるのは、「フルサイズセンサーを搭載しながらめちゃ小さい上に、価格も手ごろなミラーレス一眼である」ことに起因してるのは間違いない。
α7はどのくらい小さいのか、どのくらいユニークなのか。基本的なところから見ていきたい。
大きな撮像素子と小さなボディを堪能する
α7は「α」と名がついているけれども、NEX用の「Eマウント」に35ミリフルサイズの撮像素子を搭載したカメラである。今までは、一眼レフを継承したAマウントのカメラを「α」、新たに開発したEマウントを搭載するミラーレス一眼を「α NEX」としていたが、このたび「NEX」という呼称が終わり、αに統一された。
おかげで、AマウントのαとEマウントのα、2つのαが混在することに。その上、Aマウントのα、EマウントのαそれぞれにフルサイズとAPS-Cサイズができたわけで、けっこうややこしい。マトリックス書かないと整理できないくらい。レンズを選ぶときはご注意を。
で、α7はEマウントでフルサイズセンサーのカメラである。そこで、EマウントでAPS-Cサイズセンサーを搭載したモデルとして「NEX-5」(写真はNEX-5N)と並べてみた。
こうしてみると一目瞭然、マウントは同じなのに、中に入ってる撮像素子サイズが全然違う。フルサイズセンサーはでかいのだ。それにしても、NEX-5系ってほんとにボディが小さいんだなあと今さらながらに感心します。ボディよりマウントの方がデカイんだもん。
続いて一眼レフとの比較。手元にAマウントのカメラがないので、35ミリフルサイズの2400万画素仲間ってことでニコン「D600」(レビューまとめはこちら)と並べてみた。D600の方はミラーアップしてある(ただシャッター幕が降りているので撮像素子自体は見えてません)。
ここで驚くのはニコンのFマウントが小さいこと。実はFマウント、キヤノンのEFマウントより径がかなり小さいのだ。Eマウントと同じくらいなのである。それでどちらもセンサーはフルサイズ。マウント径的にはきっとこの辺がギリギリなんだろう。
実はミラーレスと一眼レフの一番の違いは正面写真じゃ分からない。底面から見るとすごく分かる。厚みである。厚みが全然違うのだ。D600(に限らず一眼レフは全部こんな感じ)の分厚いこと。
一眼レフは中にミラーボックスが入っている分、どうしても厚みが出てしまう。ざっと見て2倍以上は違う。つまり、ミラーレス一眼の一番の良さは薄さであり、そのおかげでもある小型軽量なのだ。
もうひとつ比較してみよう。実はα7はマイクロフォーサーズの最上位モデル、オリンパス「OM-D E-M1」(レビューまとめはこちら)とボディサイズが近いのである。
撮像素子サイズの差が面白いのだけど、両方を使ってみた結果、ボディサイズはこのくらいが大きすぎず小さすぎず扱いやすいのだ、と感じた次第。α7のサイズってなかなかよいのだ。
ついでに厚みも比べてみた。
どちらもミラーレス一眼でEVFがついててファインダー部がとんがり帽子になってて背面モニタがチルトするという共通点がある(ついでに11月上旬の実勢価格も似ている)。というわけで、α7は大きな撮像素子を搭載しながら、すごくボディがコンパクトで扱いやすく、それでいて操作系もしっかりしてるのだ。そこが画期的。
ペンタ部に似たトンガリ帽子部分にはEVFを内蔵。全体に丸みが少ない直線的な構成になっていて、とんがり帽子部が特に目立つデザインとなっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
くら寿司、「ちいかわ」コラボ中止 従業員による不正行為判明で
-
2
メルカリ、くら寿司ちいかわ騒動巡りコメント 出品削除・禁止の有無は
-
3
配布前の「ちいかわ」グッズがメルカリに? くら寿司コラボ第2弾、初日から“内部犯”の臆測呼ぶ 第1弾に続き
-
4
くら寿司、「ちいかわ」グッズ不正で「警察と相談、厳正に対処」 メルカリと連携も
-
5
醸造元に無許可でコラボ? 神田明神納涼祭りで販売された「VTuber日本酒」が物議 企画者は「事実関係確認中」
-
6
103年前の関東大震災、どこがどれだけ揺れた? 市区町村別の「詳細震度」マップがXで話題に
-
7
近くの“安いマック”が分かる「価格帯マップ」話題 スタバやコメダも対応 店舗の価格差、独自に調査
-
8
東京23区で「徒歩10分以内」に駅がない地域はどこ? 駅空白地帯マップが話題
-
9
Google「Pixel 6a」で充電中に発火、けが人も 消費者庁
-
10
VTuberの名前を一発入力できる「VTuber変換辞書」で騒動 BOOTHで一時販売停止も復活 「当初の判断に誤り」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR