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FUJIFILM X-T1やX-Pro1向け最新ファームウェアを無償配布 マクロ撮影用アクセサリなども発売

» 2014年11月20日 23時23分 公開
[園部修,ITmedia]

 富士フイルムが11月20日、「FUJIFILM X-T1」「FUJIFILM X-T1 Graphite Silver Edition」「FUJIFILM X-Pro1」「FUJIFILM X-E2」「FUJIFILM X-E1」向けの最新ファームウェアを提供すると発表した。12月18日から無償でダウンロードできる。

FUJIFILM X-T1 X-T1で1/32000秒の電子シャッターが利用可能に。またフィルムシミュレーション「クラシッククローム」などにも対応する

 X-T1およびX-T1 Graphite Silver Edition向けのファームウェアVer.3.00では、最高1/32000秒の電子シャッターや静音シャッター、新フィルムシミュレーション「クラシッククローム」、撮影時にエフェクトなどを反映せず、色とトーンを固定する「ナチュラルライブビュー」対応など、21項目のバージョンアップを行う(一部機能はGraphite Silver Editionには搭載済み)。PCでのリモート撮影も可能になる。

 ファームウェアアップデートにともなって利用可能になるPCからのリモート撮影を行う専用ソフトウェア「HS-V5 for windows Ver.1.0」は、2015年1月15日から販売する予定。

 X-Pro1のファームウェアVer.3.40、X-E2のファームウェアVer.3.00、X-E1のファームウェアVer.2.40では、フォーカスモードに「AF+MF」(AF時のマニュアル微調整モード)を追加する。またX-E2では、「クラシッククローム」やインターバルタイマー、スマートフォンやタブレット端末からリモート撮影ができる機能などが利用可能になる。

 また、マクロ撮影時にボディーと交換レンズの間に装着することで、より高い撮影倍率でマクロ撮影ができる専用アクセサリ「マクロエクステンションチューブ」も12月11日に発売する。価格は1万1900円(税別)。マクロエクステンションチューブは11ミリの「MCEX-11」と16ミリの「MCEX-16」があり、電子接点を装備しているためAEでの撮影が可能だ。

マクロエクステンションチューブ マクロエクステンションチューブ MCEX-11とMCEX-16

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