今回評価したのは製品版ではないので、発売時に細かいところで違いが出てくる可能性があるが、基本的には、AIR A01を入手して充電したら、自分のスマホとBluetoothで接続し、Wi-Fiの設定を入れ(QRコードを使うので手動のパスワード入力は不要)、ダウンロードしたアプリを立ち上げるところからはじまる。
アプリは8つ。撮影用が7つ、ビューワーが1つだ。
この中でベースとなるのが「OA.Central」。これを立ち上げて、AIR A01と接続する。こんな順番でつながる。
接続自体は速いか遅いかというと、うまくいくとすごく速い。ただアプリもまだ完成品ではないのでそこには触れない。
ここでカメラアイコンをタップするとiAUTOのみだが、撮影できる。スマホを装着したいときはこのタイミングで。
アタッチメントはLargeとSmallの2つをスイッチで切り替える。小型のスマホはSmallで、イマドキの大きなスマホはLargeで。
でもちゃんと撮るには他のアプリを利用すべし。簡単に紹介する。
AIR A01に内蔵するmicroSDカードの写真を閲覧するためのアプリ。写真をスマホに転送したり、シェアしたりするのに使う。ビューワーである。
AIR A01で初めて搭載される機能。1回シャッターを切ると、本画像+カメラが自動的にフィルタをかけたりトリミングしたりして生成してくれる画像6枚の計7枚を作ってくれるもの。オリンパスはもともとアートフィルターなど多彩な機能をカメラに搭載しており、それらを駆使した写真が仕上がるのでなかなか面白い。
文字通り、アートフィルター専用カメラアプリ。
もれもその名の通り、フォトストーリー機能専用アプリ
短いビデオクリップを組み合わせた作品を撮れる動画アプリ。
カラークリエイター機能に特化したアプリ。色を調整できる
モードダイヤル。要するに、iAUTO+PASM、そして動画の各撮影モードを駆使できる、写真を撮るための基本カメラアプリだ。
という具合だ。
写真のクオリティはオリンパスのマイクロフォーサーズ一眼そのものなので特に問題なし。マニュアルフォーカスやタッチAFも可能だ。タッチAFはAF枠のサイズこそ変えられないが、どのアプリからでも利用できる。
なお、撮影した画像はスマホ上でプレビュー可能だが、元データの転送は自動では行われない。撮影確認画面で「デバイスに保存」を実行してはじめて転送が始まる。
不便そうに見えるが、転送している間は次の撮影ができないわけで、むしろ、プレビューを見て気に入った写真だけを転送できる分、最終的な使い勝手はいいんじゃないかという気はする。
カメラ内の画像をまとめて見たいときは、OA.Viewerアプリを使えばよいわけだ。
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