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Kindle Paperwhite/Kindle Paperwhite 3G――Amazon電子書籍端末ショーケース

往年の名機から最新のタブレットまで――古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは、Amazonが国内発売を開始した電子書籍端末「Kindle Paperwhite」を取り上げる。

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製品概要

 E Ink電子ペーパーを採用したAmazonの電子書籍端末「Kindle」の第5世代モデル。Kindleとしては初めて日本語メニューを搭載しており、2012年10月にオープンした日本版Kindleストアでの利用に対応している。

 モノクロ16階調の6インチE Ink電子ペーパーは従来よりも解像度が引き上げられ、212ppiとなっている。また24段階の調節が可能なフロントライトを搭載しており、製品名であるPaperwhiteの名前の通り真っ白いスクリーン表示が大きな特徴。

 インタフェースはタッチ操作に特化しており、ページめくりキーはもちろんホームボタンまでスクリーン上に用意され、物理的なボタンは電源キーのみ。読書のスピードを計算して読了までの時間を通知するリーディングタイム機能も搭載している。

 従来モデルの「Kindle Touch」にあった音声出力機能が完全に廃止されたほか、内蔵ストレージは2Gバイトと半減しており、クラウドへのデータ保存がよりいっそう明確化されている。ラインアップはWi-Fiモデルの「Kindle Paperwhite」と、3G接続にも対応した「Kindle Paperwhite 3G」の2種類で、本体色はいずれもブラック。3G回線はNTTドコモ回線が契約不要で利用できる。

スペックで見る「Kindle Paperwhite/Kindle Paperwhite 3G」

メーカー Amazon
国内発売時期 2012年11月
発売時価格 7980円(Kindle Paperwhite)、1万2980円(Kindle Paperwhite 3G)
専用/汎用 専用
OS Kindle OS
OSバージョン Kindle OS 5.3.5
サイズ(※最厚部) 117(幅)×169(奥行き)×9.1(高さ)ミリ
重量 約213グラム(Kindle Paperwhite)、約222グラム(Kindle Paperwhite 3G)
解像度 758×1024ドット
ディスプレイ 電子ペーパー(E Ink)
カラー/白黒 モノクロ16階調
画面サイズ 6インチ
通信方式 802.11 b/g/n、3G(Kindle Paperwhite 3G)
Bluetooth なし
内蔵ストレージ 2Gバイト(ユーザー利用可能領域は1.25Gバイト)
メモリカードスロット なし
バッテリー持続時間(メーカー公称値) 8週間(Wi-Fiオフ時)
タッチ操作 対応
対応フォーマット Kindle(AZW3)、TXT、PDF、保護されていないMOBI、PRC。HTML、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、BMPは変換して対応
コネクタ USB(microB)
電子書籍ストア Kindle Store
その他 海外での発売は2012年10月
最終更新日:2013年5月14日

写真で見る「Kindle Paperwhite/Kindle Paperwhite 3G」

右60度傾斜外観
本体色はブラックのみ
本体を持った写真
重さは従来モデルのKindle Touch(国内未発売)と同じく約213グラム。E Ink端末としてはやや重い部類に入る(3Gモデルは222グラム)
CDとの比較
画面下にあったホームボタンは廃止され、タッチ操作に統一された。ちなみに画面下の「Kindle」はシルク印刷のロゴ
単体正面
正面。ベゼルとE Inkパネルの間の段差は従来モデルよりかなり緩和されており、画面の端もタッチしやすい
左側面
左側面。ボタン類はない
右側面
右側面。こちらもボタン類はない

上面
上面。両側面と同様、ボタン類はない
底面
底面。microUSBコネクタ、電源ボタンを備える。イヤフォンジャックは廃止された
裏面
裏面。音声出力の廃止によりスピーカーは省かれた

メイン画面
ホーム画面。テキスト中心だった従来と異なり、サムネイルがふんだんに使われている。上部のメニューバーにはホーム画面、ストアなどへのボタンが並んでおり、タッチで操作する

コンテンツ表示画面,フロントライトはタッチ操作により24段階で調整可能

コンテンツを表示したところ。右綴じ書籍では画面の左8割が「進む」、右端2割が「戻る」に割り当てられている。タップすると上部にメニューが表示される

メイン画面
文字サイズやフォント、行間、余白の調整が可能
コンテンツ表示画面
単語の長押しで辞書検索が可能。日本語辞書として大辞泉がインストールされており、意味を手軽に調べることができる

設定画面。注釈やハイライト、同期機能などのオンオフはここから設定する

メイン画面
日本語版Kindleストアに接続可能。最下段のおすすめを除いてはテキスト主体のデザイン
コンテンツ表示画面
リスト画面。表紙のみのサムネイル表示に切り替えることも可能

個別の電子書籍ページ。「1-Clickで買う」を押して購入する。下段のカスタマレビューはAmazon.co.jpの書籍と共通のデータが使われている

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