特集
» 2004年06月08日 15時45分 公開

管理から“マネジメント”への変革を提唱するコンピュータ・アソシエイツ

CAは2003年7月、ユーティリティ・コンピューティング環境の実現に向けて本格的な展開を開始した。同社は運用・管理ソフトウェア分野での経験とノウハウをもとに、オンデマンド・コンピューティング環境を“マネジメント”するソリューション提供に注力する。

[Open Enterprise Magazine]
OPEN Enterprise magazine

 米コンピュータ・アソシエイツ・インターナショナル(CA)は2003年7月、ラスベガスで開催された「caworld2003」カンファレンスにおいて、「マネジメント・オンデマンド・コンピューティング」戦略とそれを実現する新技術を発表、ソフトウェア・ベンダーとしてユーティリティ・コンピューティング市場へ参入した。

 CAでは、ユーティリティ・コンピューティングのコンセプトを「オンデマンド・コンピューティング」と呼び、オンデマンド・コンピューティング環境を“マネジメント”するというアプローチで市場展開する。

 同社の考えるマネジメントとは、システムを能動的に監視し、安全で快適な環境に整備してビジネスの成功につなげることであり、サービスとしてのITリソースの提供、自己管理インフラ、サービス指向アーキテクチャといった3つの要素に基づいて、「マネジメント・オンデマンド・コンピューティング」を実現する計画となっている。

 ここで重要な要素になるのが、Webサービス・インタフェースとデータ・トランスペアレンシー・サービスという2つのレイヤで、ユーザーはこの2つのレイヤを構築しながら、同時にITインフラを整備していくことになる。

 オンデマンド・コンピューティングをマネジメントする際の重要な機能の1つに、ITインフラをビジネス・プロセスに自動的にマッピングする機能がある。これを実現するの同社の技術はSonar(開発コード名)と呼ばれている。

 Sonarには、アプリケーションやそのアプリケーションをサポートしている機器を自動的に検知するコレクター技術のほか、ビジネス・プロセス上のデータ・トラフィックを分析・診断する方法も提供される。

 インフラをビジネス・プロセスにマッピングし、データ・トラフィックを分析するSonar技術を利用することで、頻繁に問題が発生するネットワークやアプリケーションのコンポーネントを迅速に特定したり、監視できるようになる。

 CAでは、オンデマンド・コンピューティングの環境を実現するということは、企業や組織が、ビジネスとテクノロジーの関係性を再考することにほかならないと考えている。そして、その動きが、ベンダー/ユーザーを含めて業界全体に大きな変革をもたらしつつあるというのだ。

 PDFでは、前述の3つの要素について解説が加えられているほか、CAのマネジメント・ソリューションの詳細についても説明されている。ぜひご覧いただきたい。

本特集はソキウス・ジャパンが発刊している月刊誌「Open Enterprise Magazine」のコンテンツをPDF化したものを公開します。同特集は2003年12月号に掲載されたものです。

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 次回は、企業買収によって基本技術を拡充し、可用性、パフォーマンス、自動化の3つの領域を対象に、ビルディング・ブロック方式でユーティリティ環境の実現を目指すベリタスソフトウェアを紹介する。

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