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» 2004年12月21日 18時45分 公開

PeopleSoftユーザーのテストを受けるOracle(2/2 ページ)

[IDG Japan]
IDG
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 買収を通じて手に入れたアプリケーションの改良とサポートを続けるという約束をOracleが果たすものと信じているユーザーもいるようだ。

 オレゴン州ポートランドにあるSchnitzer Steel Industriesで情報サービスを担当するディレクターで、J.D. Edwards のユーザーグループであるQuest International Users Groupの会長を務めるフレッド・ポンド氏は、「今のところ、Oracleはすべて正しいことを述べており、当社を含む大多数の顧客が望んでいる約束をしていると言わざるを得ない」と話している。

 ポンド氏は、「Oracleに協力するのはやぶさかではないが、PeopleSoftが開発中のアップグレード製品をOracleが提供することを望んでいる」と話す。また、現在サポート中のバージョンのEnterpriseOneのバグフィックスと定期アップデートも提供してもらいたいという。

まだ漂う不透明感

 ロンドンを本拠とするコンサルティング会社Ovumのリサーチディレクター、フィリップ・カーネリー氏は、「PeopleSoftがOracleの提案を受け入れることに合意したことは、何カ月にもわたってユーザーの上を覆っていた不透明な雲を取り払うものであることは確かだ」と報告書で指摘している。

 「少なくとも現時点では、PeopleSoftの顧客の不安感が多少なりとも解消された。たとえこのような結果を好まないとしてもだ」とカーネリー氏。

 しかし、長期的には新しいアプリケーションベンダーを見つけるしかないと考えているユーザーもいる。

 アイダホ州ボイスにある牛肉販売業者Agri Beefのケーシー・マクマレン氏は、「10〜12カ月後に当社がほかのベンダーの顧客になっている可能性は十分ある」と言う。

 「私がOracleとビジネスをしようという気持ちになるためには、Oracleはもっと努力する必要がある」(マクマレン氏)

 マクマレン氏は、Oracleや同社の製品、そして同社の派手好みのラリー・エリソンCEOを好きになれないという。「エリソン氏が去り、Oracleが今後もPeopleSoft製品の開発を続け、これらの製品がSQL Serverなど複数のデータベース上で動作することを保証するというのであれば、同社の顧客としてとどまってもよい」と同氏。

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