バグフィクスのsb正式版1.12Rが公開

Blog投稿を支援するツール「sb」の正式版が1.12Rにアップデート。

» 2004年12月24日 23時51分 公開
[ITmedia]

 Blogツール「sb」は12月23日、正式版1.12Rを公開した。正式版1.10Rからの大きな機能追加や仕様変更はなく、細かいバグフィックスが中心となっている。また、今後リリースされる予定の次期バージョンでは、スクリプトなど内部仕様が大きく変更されるとのこと。

 1.10Rからの変更点は、すでに公開されていた開発版1.11D、1.12Dを経て、データエクスポートや本文テキストフォーマットのバグフィックス、RSS/ATOMフィード動作改善がなされている。

 なお、1.12Dから修正されたのは、RSS/Atom FeedファイルがXMLパースエラーになる、オススメ商品保存時にデータが正しく変換されない、init.cgiにBaseSrvが復活しているというバグ。さらに、1.12Dからは、送信されていないトラックバックを保存するようにする、「本文の続き」を利用した際にRSSで分かるようにする、概要作成時にテキストフォーマットを利用するようにする、最新安定版にはzip形式のアーカイブを用意するといった仕様変更を行い、ヘルプドキュメントを若干修正している。

 1.10Rから1.12Rへのバージョンアップ手順は、(1)data/ディレクトリ内のデータをバックアップする、(2)lib/ディレクトリの中身をすべて入れ替える、(3)doc/ディレクトリの中身をすべて入れ替える、(4)admin.cgiにアクセスして、画面最下部のバージョンが「1.12R」になっていることを確認すれば完了。なお、lib/とdoc/の入れ替えでは、FTPソフトウェアによっては「上書きするかどうか」を尋ねられるので、そのまま「すべて上書き」にすればよいとのこと。

 また、1.12Dからの仕様変更でも触れたように、1.12Rから最新安定版に限り、tar.gz形式の圧縮ファイルがうまく解凍できない人向けに、zip形式アーカイブも用意されるようになった。

 なお、内部使用が大きく変更する予定の次期バージョンでは、開発途上版(β版)として公開する前にα版としてテスターを募集するかもしれないとアナウンスされている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ