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» 2005年04月07日 18時57分 公開

IDF 2005 Japan開幕、パートナーとともに技術革新の継続にまい進するインテル (1/2)

4月7日、「Intel Developer Forum Japan Spring 2005」が開幕した。デジタルエンタープライズ事業本部長を務めるタルウォーカー副社長は技術革新継続の重要性を強調した。

[浅井英二,ITmedia]

 「みんな同じ船に乗っている。一丸となって高い価値をユーザーに提供しよう」──Intelでデジタルエンタープライズ事業本部長を務めるアビ・タルウォーカー副社長は約1000人のパートナーやデベロッパーらを前に技術革新継続の重要性とそれがもたらす価値をアピールした。

 初夏を思わせる東京で4月7日、「Intel Developer Forum Japan Spring 2005」が開幕した。オープニングの基調講演に登場したタルウォーカー氏は、クレイグ・バレットCEOの代役として、彼が米国のIntel Developer Forum(IDF)で話した「技術革新」をテーマに取り上げた。

バレットCEOの代役としてオープニングの基調講演に登場したタルウォーカー副社長

 かつてIT業界には、その圧倒的な成長力が21世紀に入っても永遠に維持できるかのような安易な期待があった。しかし、歴史を振り返るとキーとなる技術は50年周期で登場し、触媒として新しい産業を興し、新しい価値を提供してきた。19世紀の蒸気機関、鉄鋼、20世紀の自動車、航空機、そしてテレビは社会や人々の生活を大きく変え、それぞれ異なる産業を生んでいる。20世紀後半の半導体は、やがて通信とコンピュータの融合をもたらし、さらにデジタルコンテントを巻き込んで新しいビジネス機会を創造しているが、引き続きほかの業界を圧倒し続けることが保証されているわけではない。

 タルウォーカー氏は、革新を駆動する3つの要素として、「シリコン技術」「プラットフォーム」、そして「教育」を挙げ、それぞれの重要性を説いた。

ムーアの法則

 今月初め、サンフランシスコで行われたIDFでは、「ムーアの法則」40周年を祝ったが、Intelは今も同社の名誉会長を務める彼の法則に従い18カ月で集積度を倍増させるため、多額の投資を続けている。今年、同社は他社に先駆けて65ナノメートル(nm)プロセスでの生産を開始し、2011年には22nmプロセスへと移行する計画を掲げている。

 シリコン技術がIT業界の革新継続の基盤だとすれば、プラットフォームが、エンドユーザーのさまざまなニーズを形にするものだ。

 タルウォーカー氏は、Centrinoを例に挙げ、エンドユーザーのニーズや抱える課題を理解し、それをIT業界のパートナーらと協力し、技術で解決していくアプローチこそが、プラットフォームの核心だとした。

 「世界を飛び回るビジネスマンは、ワイヤレス接続、長時間のバッテリー駆動、小型軽量を求めており、しかも性能面で妥協はしたくないと考えている。こうしたニーズからパートナーらと一緒に技術を開発し、なおかつ、マーケティング活動やワイヤレスアクセスポイントの整備にも投資した。Intelはエンドユーザーへのフォーカスを継続したい」(タルウォーカー氏)

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