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» 2005年10月05日 06時16分 公開

ITを武器にするために:中堅企業の経営者はITを恐れるな (3/4)

[大野隆司,ITmedia]

情報システムを持たないのもアイデアの1つ

 ちょっと話は変わるが、物流をどのように処理しているだろうか? 外部に委託しているだろうか、それとも自社(および子会社)に専門の物流部門を持っているだろうか?

 昔は物流部門を抱えていた企業は一般的であったが、この10年、物流部門を廃止し外部に委託し、物流コストも安くしたうえに、本体を身軽にするという組織形態に注目が集まっている。競争力確保や他社への差別化という点で物流の優先度がそれほど高くない企業のケースで特にこの流れが加速している。無論、物流機能こそが生命線という企業の場合はこの限りではない。

 あまり単純なアナロジー(類推)で話を進めるつもりはないが、企業における物流機能と情報システムの位置づけは似ていると考えていい。つまり、情報システムが競争力獲得の上で優先度が低い場合には、思い切って自社で持たないという選択肢も考えられるわけだ。

 手法としては自社のシステムを大幅にアウトソーシングしてしまうというものもあるし、さらに進めた場合にはASPを利用するという手もある。

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