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» 2005年12月12日 12時18分 公開

東芝セミコンダクター、日本HPのハイエンドサーバで基幹システムを再構築

日本ヒューレット・パッカード、東芝セミコンダクターのグローバルサプライチェーンの基幹システム再構築をサポート、今年の8月から稼動していることを明らかにした。

[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は12月12日、東芝の社内カンパニーである東芝セミコンダクターのグローバルサプライチェーンの基幹システム再構築をサポート、今年の8月から稼動していることを明らかにした。

 同システムは「Global-One」と呼ばれるERPシステムで、東芝セミコンダクターの海外を含む営業拠点、工場、物流拠点や顧客企業をつなぎ、24時間体制のグローバルサプライチェーンを実現している。

 今回、東芝セミコンダクターは、より高い処理性能、信頼性を確保しながら、提供サービスの向上、運用管理の効率化を目指してシステムを再構築した。再構築に当たって日本HPは、ハイエンドサーバであるHP Superdomeを中心とするハードウェアの提供と既存システムからの移行技術支援、保守サポートを東芝ソリューションとともに担当、また、東芝インフォメーションシステムズがシステムの再構築を担当した。

 Global-Oneは、ワールドワイドで24時間体制のサービスを提供することが特徴。そのため、ハードウェアやサポート体制には、全世界の顧客からのアクセスへの対応や、短時間でレポートを作成する際に掛かるシステムへの負荷に耐え得る処理性能や拡張性が求められる。世界中からアクセスがあるために、時差を考慮しなくてはならない点も要件となった。また、既存のアプリケーションの安全な移行とシステムの停止を最小限に抑える迅速なデータ移行も求められる。

 こうした要件を満たすため、日本HPは、処理性能と拡張性の高さを特徴とするSuperdomeの提供、日本HPが蓄積したOracleデータベースの構築技術によるアプリケーションパッケージとデータ移行支援ノウハウ、24時間365日の保守サポートをGlobal-One向けに提供した。

 Global-Oneでは、全世界の顧客企業から受発注のアクセスがあるだけでなく、前週の膨大な受発注データを月曜日の朝の短時間の間にレポートとして作成しなければならないなどの要件も発生しており、ハードウェアには処理性能の向上が何よりも求められた。そのため、CPUを最大128CPUまで追加して性能を拡張できる点が、Superdome採用の理由となっている。また、Superdomeの採用により、オンラインの処理は約2倍、バッチ処理で60%の処理性能向上が実現したという。

 今回日本HPが提供したハードウェアは、HP 9000 Superdome 64CPU構成が2台、HP 9000 rp7420 8CPU構成が1台、HP 9000 rp4440 4CPU構成が6台のハードウェアとなった。

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