Dukeleleと呼ばれるDukeとウクレレをモチーフにしたJavaOneでおなじみの楽器がある。Project Looking Glassに集う有志を中心として毎年恒例となっているストリートライブが今年も行われた。
米Sun Microsystemsが先導するオープンソースソフトウェア(GPLライセンス)プロジェクトの「Project Looking Glass」(通称、LG3D)。OSSでおなじみなウィンドウシステムを、LG3DではJava 3Dなどのテクノロジーを使って実現している(関連記事)。
JavaOne Conferenceで恒例となっているものの一つとして、プロジェクトリードの川原英哉氏が率いる「Dukelele band」と題された有志がストリートライブを行っている。
メンバーには、Java業界でキーマンと言える面々が参加しており、今回の屋内ストリートライブでは、Mark Anenberg氏がドラム、Chet Hasse氏がキーボード、Kaoru Nakamura氏がピアニカ、Hans Muller氏がベースギター、そしてYuichi Sakuraba氏とHideya Kawahara氏がDukeleleを演奏していた。
ライブ演奏は、主にLG3Dコミュニティーに参加する有志が集まって実現されているが、SunでSwingにかかわるエンジニアも多い。“Dukelele”は、ゴスリング氏がデザインしたJavaのマスコット「Duke」と、ウクレレをモチーフとしたネーミングでおなじみの楽器。JavaOne ConferenceやSunの国内開催カンファレンスで限定販売されており、根強い人気を見せている。
Project Looking Glassは、SunNetwork 2003で初めて披露されたデスクトップシステム(関連記事)。2004 JavaOne Conferenceでオープンソース戦略の先導を担ったことでも、記憶に新しいところ。
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