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» 2006年05月25日 13時47分 公開

Brocadeのデータ統合を支えるInformaticaInformatica World 2006

Brocadeは、CRMプラットフォームとしてSalesforce.comを採用、データ統合のためにInformaticaのツールを活用している。顧客などのデータ統合することで、収益性を高めるのが狙いだ。

[堀哲也,ITmedia]

 米Brocade Communications Systemsは、6年にわたりInformaticaのETLツールを使い続けているという。最近ではカンパニーワイドの取り組みとしてSalesforce.comの導入を行っており、そのためのデータインテグレーションにもInformatica製品を活用している。

 米サンノゼに本社を構えるBrocadeは、SANスイッチの「Silkworm」などを主力とするストレージネットワーキングベンダー。同社のITインフラ戦略をマネジメントするCIOのマーティ・メナチョ氏は、米TIBCO SoftwareのCIOを務めており、最近になってBrocadeに加わった。

マーティ・メナチョ氏 Brocadeのマーティ・メナチョCIO

 そのメナチョ氏は「データは企業の資産だと考えている」と話し、異なるタイプのデータをインテグレーションすることで、いかに価値の高い情報にするかが重要な任務だと考えているという。Brocadeの社内でも多くのアプリケーションや異なるデータタイプが存在し、ビジネスの人間がこれをハンドルするのは難しくなってきているという認識からだ。

 そのため、Brocadeでは長期的なアプリケーション統合戦略を推進しており、Salesforce.comプラットフォームへの統合はその戦略の一貫として位置付けられている。特に、複数のシステムに分散してしまっているエンドユーザーやチャネル、OEM先などのデータをSalesforce上に統合し、顧客ごとに異なる興味やニーズを管理できるようにすることで、収益性を高めるのが狙いだ。

 「カスタマーやパートナーの異なる興味に応じた、追加セールスなどにつなげるため、情報をSalesforce.comに統合している」とメナチョ氏。同社では、そのためのデータ統合ツールとしてInformaticaを活用し、大きな助けになっていると話す。

 またデータ統合という点では、Brocadeはテクノロジー企業という性格上、多くの支店のデータを統合しなければならないという状況にはないというが、合併買収が多い業界のため、それをサポートするためのデータ統合は非常に重要な課題となっているという。

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