ネットワールド、既存PCをシンクライアント化/資源管理するソリューション

ネットワールドは、既存PCをシンクライアント化、システム制御する「バーチャルシンクライアント」とクオリティのPC構成管理・システム制限ツール「QND/QAW」を連携させる企業向け情報漏えい対策ソリューションを7月より提供する。

» 2006年06月20日 15時24分 公開
[ITmedia]

 ネットワールドは6月20日、既存PCをシンクライアント化する「バーチャルシンクライアント(VTC)」とクオリティのPC構成管理・システム制限ツール「QND/QAW」を連携させる情報漏えい対策ソリューションを発表した。

 VTCは、既存のWindows PC上で、OSやアプリなどの環境に変更を加えずに仮想的にシンクライアント機能を実現する、ネットワールド/カナダFaronicsの共同開発によるソフトウェア。管理者が設定したシステム環境を構築し、リモートでの監視や許可したもの以外のプログラムの実行をブロックすることができる。今回、QND/QAWにVTCと連携する機能を追加することで、QND/QAWがPC内のディスクを走査、不正なソフトを検出・削除した上で、VTCのモジュールを各PCに配布するといったことが可能になった。

 価格は、50クライアントの場合で、VTCが49万5000円、QND Plusが44万8500円。同社は、7月より企業のセキュリティ対策として本ソリューションの販売、導入サポートを行う。年間200セット、1億円の売上を見込む。

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