日本通信、bモバイルサービスにユーザー認証を導入

日本通信は、PHSや無線LAN経由でインターネットが利用できるbモバイルサービスにユーザー確認の仕組みを導入する。

» 2007年05月14日 21時48分 公開
[ITmedia]

 日本通信は5月14日、PHSや無線LAN経由でインターネットが利用できる「bモバイル」サービスに、7月をめどにユーザーを認証する仕組みを導入すると発表した。

 この施策は警察庁の協力要請に基づくもので、bモバイルサービスの安全な運用のために導入するという。同社によれば、bモバイルサービスでは匿名でも利用できるため、インターネットでの不正取引などに悪用される恐れがあるとしている。

 導入後は、初回利用時にユーザー登録専用の電話番号に携帯電話やPHSから発信者番号通知でダイヤルする。そして購入したbモバイル用通信カードの端末IDを登録すれば利用できるようになる。既存ユーザーも更新ライセンスの購入後にユーザー登録が必要となる。

 同社では、「利用に際して登録手順が増えるが、インターネット社会が成熟する(ネットに不正利用撲滅)までの間、ご協力をお願いしたい」とコメントしている。

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