NEC、KDDI端末を用いたモバイルセントレックスサービスを商品化

NECは、KDDIの無線LAN対応携帯電話端末を用いた企業向けモバイル内線電話システムを商品化し、6つのオプションメニューも販売する。

» 2007年05月17日 13時40分 公開
[ITmedia]

 日本電気は、KDDIの企業向け無線LAN対応携帯電話機「E02SA」を用いた内線電話システムをソリューション商品化し、「UNIVERGE "au"連携ソリューション」として5月17日に発売した。

 UNIVERGE "au"連携ソリューションは、E02SAとNECのSIPテレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」を組み合わせるもの。社内では無線LANを利用するワイヤレス内線電話、社外では携帯電話として利用できる。また、社内ファイルへのアクセスやグループウェア連携も行える。

 製品構成はUNIVERGE SV7000サーバ(1台)とE02SA携帯電話機(1台〜)、無線LANコントローラ「UNIVERGE WLシリーズ」(1台)で、価格は357万円から(工事費、SI費は別途)。5月21日から出荷を開始する。

 UNIVERGE "au"連携の発売により、「UNIVERGE SV7000」がマルチキャリアの無線LAN対応携帯電話機から利用できる。既存のサーバは有償の更新プログラムでマルチキャリアに対応できる。

ソリューション名 主な構成品 価格(税別) 出荷時期
ケータイポータル 企業内情報ポータルソフトウェア「UNIVERGEケータイポータル」 (100ユーザーライセンス込み) 210万円〜 2007年6月
モバイル文書閲覧 高速文書閲覧システム「DocumentSkipper」 325万円〜 2007年5月21日
アクティブ電話帳 電話帳ソフトウェア「UNIVERGE ActivePhoneBook」(100ユーザーライセンス、初年度保守費込み) 114万円〜 2007年5月21日
名刺管理 名刺ファイリング用サーバ、名刺管理ソフト「やさしく名刺ファイリングPRO」 375万円〜 2007年8月
StarOffice21連携 StarOffice21モバイル連携製品「Pocket web」(100ユーザーライセンス込み) 38万円〜 2007年上期
Lotus Notes/Domino連携 Lotus Notes/Domino専用モバイルクライアント「sMobile」(100ユーザーライセンス、初年度保守費込み) 90万円〜 2007年上期
オプションセットメニュー

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