戸田建設、新経理システムを構築

戸田建設は、NECおよびNECソフトの技術協力を得て新経理システムを構築し、すでに運用を開始していることを明らかにした。

» 2007年05月18日 17時00分 公開
[ITmedia]

 戸田建設は、NECおよびNECソフトの技術協力を得て、経理関連業務の効率化と今後の会計制度の改訂や法整備などへの柔軟な対応を可能とする新経理システムを構築し、すでに運用を開始していることを明らかにした。

 新経理システムは、本社および全国12支店をカバーする基幹系システムで、従来は単独で稼働していた伝票入力システム、原価管理システム、機材管理システムなどの業務システムが連携されたほか、データセンターに物理的に集約された。

 システムは、NECソフトが提供するフレームワークやEAI手法を活用し、パッケージソフト適用によるシステム開発と個別システム開発を組み合わせた「セミオーダーメイド型」システムで、法制度に関連する各種パラメータを設定変更することで、法改訂に伴うシステムの変更を迅速に行えるようになっている。また、「日本版SOX法」への対応として、システムの処理記録、情報へのアクセス記録などのログ管理やアクセスコントロール機能を備える。利用者のユーザー認証には、USBキーと暗号化技術を組み合わせた。

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