Intel、「100ドルノートPCプロジェクト」に参加

途上国の子供に100ドルPCを配布するOLPCプロジェクトにIntelが参加。技術面と教育コンテンツの提供などで協力する。

» 2007年07月15日 20時46分 公開
[ITmedia]

 子供1人にコンピュータ1台の普及を目指す「One Laptop per Child」(OLPC)プロジェクトに、米Intelが参加することになった。IntelとOLPCが7月13日に発表した。

 OLPCは、低コストのLinuxノートPCを開発中。Intelは、この「100ドルノートPC」の開発に、技術面ならびに教育コンテンツの提供などで協力するとともに、OLPCの理事会にも参加する。

 Intelは、途上国への技術や教育の普及を目指し、50カ国を超える国々に年間1億ドル以上の投資を行っている。今回のOLPCプロジェクトへの参加は、こうした取り組みの一環だとしている。

 現行のOLPCノート「XO」にはAMDのGeode LX-700が搭載されている。Intelのクレイグ・バレット会長は以前、機能の限られた安価なノートPCは発展途上国でも求められていない、と述べている。

imageimageimage 現行のOLPCノート「XO」とインタフェース(中)、キーボード部分(右)

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