Webページが完成したら、さっそく設置してみましょう。Webページは、sf.jpのプロジェクト用ディレクトリ内に置くことになります。このディレクトリの位置は、プロジェクト管理サマリページで確認できます。plumの場合は、「/home/groups/p/pl/plum/htdocs」になります。ユーザーはシェルサーバにログインして、このディレクトリにファイルを置くことになります。
ファイルをコピーするときには、scpコマンドを使いましょう。プロジェクトWebのトップページindex.htmlをコピーするには、以下のようにします。
% scp index.html tach@shell.sourceforge.jp:/home/groups/p/pl/plum/htdocs/
index.html 100% |*****************************| 1703 00:00
これでindex.htmlがコピーできました。それでは、実際にWebブラウザでアクセスできるかどうか試してみましょう。きちんと表示されたでしょうか(画面1)。
sf.jpの上で運営しているプロジェクトは、プロジェクトホームページにsf.jpのロゴをつけることができます。ロゴをつけることで、プロジェクトWebページへのアクセスも、プロジェクトの活発度を示す指標としてカウントされるようになります。
ロゴをつけるときのHTMLコードは、プロジェクト管理サマリのページに載っています。プロジェクトメニューから「プロジェクト管理」を選択すると、管理サマリのページが表示されます。ページ内の「SourceForgeロゴの表示」の項目にHTMLコードが記載されていますから、これをそのままプロジェクトWebページの任意の位置につけてみましょう。
sf.jpのプロジェクトWebページでは、CGIを利用した動的Webページを作成することができます(CGIだけでなく、PHPも利用できます)。CGIはユーザーが自由に作成して設置できます。また、データの格納には、後述するプロジェクトデータベースも利用できますから、データベースをバックエンドにしたWebシステムを作成することも可能です。
CGIは、プロジェクトディレクトリ下のcgi-binディレクトリに設置します。plumプロジェクトの場合、設置先は「/home/groups/p/pl/plum/cgi-bin」になります。
プロジェクトによっては、すでにプロジェクトの名前のドメイン名を持っている場合もあるでしょう。実は、sf.jpのプロジェクトWebサーバは、「プロジェクトUNIX名.sourceforge.jp」だけでなく、オリジナルのドメイン名を利用することもできます。ドメイン名をsf.jpに登録しておき、DNSレコードをsf.jpのプロジェクト用webサーバに向けるだけです。やり方はサイトドキュメントをご覧ください。
なお、sf.jpでは、DNSサービスは行っていませんので、プロジェクトで取得したドメインはプロジェクトで管理してください。
VA Linux Systems Japan(株)/ Debian Project
SourceForge.JP、Subversionを正式サポートCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.