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» 2007年09月04日 12時30分 公開

専修大学、情報ネットワークの再構築にシスコの機器を採用

専修大学は学内ネットワークの構築にCiscoの機器を採用。2万人の学生が利用するリモートアクセス、持ち込みPCにも対応する。

[ITmedia]

 シスコシステムズは9月4日、専修大学情報科学センターのネットワークに大規模拠点向けスイッチ「Cisco Catalyst 6500」および無線LAN、セキュリティ製品が採用されたと発表した。

 専修大学では、東京都千代田区の神田キャンパスと神奈川県川崎市の生田キャンパスを結び、約100台のサーバと約1700台のクライアントPCをカバーする情報ネットワークを構築している。従来のネットワークは、情報科学センターのある生田キャンパスに設置された2台のコアスイッチに集約される構成だったため、同拠点に負荷が集中して非常時にネットワーク全体が停止するリスクがあった。

ネットワーク構成の概要

 今回は、ネットワークの対障害性と管理性の向上を目的にLANの見直しを行い、コアスイッチに直収されていたサーバ群を整理してイントラネットのデータセンターを生田キャンパス9号館に構築。9号館のコアスイッチとデータセンターのスイッチにCisco Catalyst 6500をそれぞれ各2台ずつ配備して冗長構成とした。データセンターのスイッチには、「ファイアウォールモジュール」および「コンテントスイッチングモジュール」、「SSLサービスモジュール」を採用し、強固なセキュリティと効率的なサーバアクセスを両立させる仕様にしたという。

 生田キャンパスの1号館と10号館にも2台ずつのCisco Catalyst 6500を配置し、施設間では生田キャンパス内で10Gbps、生田キャンパスと神田キャンパス間で1Gbpsのダークファイバで接続する構成とした。

 同校では学生や教員の持ち込みPC利用にも対応するため、すべてのゼミ室と食堂などのコミュニケーションスペース、新校舎170台規模の無線LANアクセスポイント「Cisco Aironet」を設置した。セキュリティのため、無線LAN経由のアクセスはプロキシサーバなどの必要最低限の利用にとどめている。さらには、夜間や休校日に学校所有のアプリケーションを共有利用できるよう、リモートアクセス対応のセキュリティ アプライアンス「Cisco ASA5540」を採用した。これにより、学生はVPN経由で校内のPCにアクセスして、リモートデスクトップ機能でアプリケーションを利用できる。

 専修大学では今後、構築したネットワークを活用して、情報教育の拡充を図る計画だという。

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