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» 2007年10月24日 20時35分 公開

ユニファイドコミュニケーション対応が進むスマートフォン

通話やメッセージング、プレゼンスなどの機能を統合するユニファイドコミュニケーション。デスク環境向けの機能が多い中でスマートフォンへの対応が進んでいる。

[國谷武史,ITmedia]

 通話やメール、メッセージング、プレゼンスなどの機能を統合するユニファイドコミュニケーション(UC)。これまではデスク環境での利用を主体とした製品、サービスが提供されてきたが、近年は携帯電話やスマートフォンへの対応が進み、コミュニケーションのシームレス化をさらに進める動きが活発化している。

 10月24日から東京ビッグサイトで開催中の「IPコミュニケーション&モバイル2007」では、出展各社がモバイル対応のコミュニケーションシステムを数多く出展している。

 マイクロソフトは、10月17日にUC製品「Office Communications Server 2007(OCS 2007)」を全世界で同時リリースした。OCS 2007では、携帯電話・PDA向けOSのWindows Mobileを搭載するモバイル端末にも対応する。

 Windows Mobile端末では、専用のクライアントソフトウェア「Office Communicator Mobile」からOCS 2007に接続し、グループメンバーのプレゼンス確認や、テキストチャット、サーバ内のアドレスデータが利用できる。サーバ間とモバイル端末間の通信は、TLS(Transport Layer Security)で暗号化されるため、VPN接続を行わなくてもコミュニケーションする内容のセキュリティを確保できるという。

Office Communicator Mobile

 日本語環境に対応したOffice Communicator Mobileは、年内にもリリースされる見込みで、NECネッツアイがNECのオフィスコミュニケーション製品群「UNIVERGE」をOCS 2007連携ソリューションの1つとして、モバイルアクセスへの対応を表明した。

 シスコシステムズは、Nokia E61およびソフトバンクモバイルX01NKに対応する「Cisco Unified Mobile Communicator」を出展した。同製品は、スマートフォン端末上からプレゼンス確認やサーバ内のアドレスデータへのアクセス、ボイスメール、メール、電話会議の招集が行える。

Cisco Unified Mobile Communicator

 現在は英語版のみの提供だが、日本語版の開発を進めているとのこと。Windows Mobile端末への対応は検討しているという。

 日本アバイアは、ユニファイドコミュニケーション製品群「Avaya one-x」の1つでNokiaE61およびソフトバンクモバイルX01NKに対応する「one-x Mobile」を出展。one-x Mobileは卓上電話機と同時に内線を着信させることができるのが特徴。また、ボタン操作1つで卓上電話機とスマートフォン間で通話を切り替えられる。

Avaya one-x Mobile

 例えば、移動中にスマートフォンで内線通話をしながら、自席に戻った際に卓上電話機へ切り替える、もしくはデスク上で通話中にスマートフォンに通話を切り替えて離席するといった利用ができる。同製品もWindows Mobile端末への対応を検討しているという。

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