マイクロソフト、Windows Server 2008に対応した資格試験の提供を開始

マイクロソフトは、同社製品の技術認定資格制度「マイクロソフト認定資格プログラム」で、Windows Server 2008に対応する新資格の日本語試験を提供開始する。

» 2007年12月13日 18時18分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは、IT技術者を対象とした同社製品の技術認定資格制度「マイクロソフト認定資格プログラム」(以下MCP)で、次期サーバOSであるWindows Server 2008に対応する新資格の日本語試験を提供開始する。また2008年3月31日までの早期資格取得者を対象に、学習支援と早期取得を支援する「Windows Server 2008 スタート ダッシュキャンペーン」も同時に行う。

 新試験は、すでにWindows Server 2003トラックの「MCSA(Microsoft Certified Systems Administrator)」と「MCSE(Microsoft Certified Systems Engineer)」資格を取得している技術者を対象にしたアップグレード試験で、試験配信会社のプロメトリックが運営する全国47都道府県の約200の試験会場で、2007年12月13日から予約受付が開始され、同20日より受験が可能となる。

試験番号 試験名 対応資格
70-648 TS:Upgrading Your MCSA on Windows Server 2003 to Windows Server 2008, Technology Specialist MCTS:Windows Server 2008 ネットワークインフラストラクチャ コンフィギュレーション、MCTS: Windows Server 2008 Active Directory コンフィギュレーション
70-649 TS:Upgrading Your MCSE on Windows Server 2003 to Windows Server 2008, Technology Specialist MCTS:Windows Server 2008 ネットワークインフラストラクチャ コンフィギュレーション、MCTS:Windows Server 2008 Active Directory コンフィギュレーション、MCTS:Windows Server 2008 アプリケーション インフラストラクチャ コンフィギュレーション
*70-648の合格により2種類のMCTS、70-649の合格により3種類のMCTS(Microsoft Certified Technology Specialist)の同時取得となる

 マイクロソフトが製品の出荷に先立って対応試験を開始するのは、MCPプログラム開始後初めての試みになるという。

 2008年3月31日までに取得を目指す技術者を対象に、受験サポートや資格取得後にWindows Serer 2008早期対応技術者の証となる記念品を進呈する「Windows Server 2008 スタートダッシュ キャンペーン」も実施する。

 キャンペーン提供期間は2007年12月13日から2008年3月31日までで、対象資格は上掲した表のとおり。具体的な内容は、以下の4つの受験サポートおよび記念品の提供となる。

  • キャンペーン期間中、上記のMCP試験70-648および70-649の受験料を40%割引(通常税込価格1万5750円を9450円)で提供
  • 2008年2月29日までに受験予約を完了した先着100名を対象に、マイクロソフト プレス刊行自習用教材「Windows Server 2008テクノロジ入門」を提供
  • 2008年3月31日までの資格取得者全員にMCTSオリジナルノベルティを贈呈。さらに抽選で50名に特別記念品を進呈
  • 2008年3月31日までに資格取得をした先着200名にはTechNet Plus Directを無料で提供。201名以降500名までは35%割引(通常税込価格3万9000円を2万5350円)で提供

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