「三井のリパーク」が駐車場システムを導入、稼働率向上を図る

駐車場事業「三井のリパーク」を運営する三井不動産販売は、新たな駐車場管理システムを導入した。NECがシステムを構築した。

» 2008年01月10日 18時10分 公開
[ITmedia]

 駐車場事業「三井のリパーク」を運営する三井不動産販売は、新たな駐車場管理システムを導入した。NECがシステムを構築した。

 導入したのは駐車場ネットワークシステム「Rism」(Repark information system for management)。11万台に上る駐車場について、入出庫、精算、機器稼働などのデータをリアルタイムに収集し、空車や満車情報などを駐車場検索サイトに迅速に配信できるようにした。

 保守の効率化も図る。機器の故障情報や顧客からのクレームをコールセンターで受け付け、ネットワークを介し遠隔操作で修理できる。機器故障率の低減、駐車場稼働率の向上が見込めるという。

 現場の情報を経営データとしても活用する。売り上げや稼働率などを地域別、時間帯別に分析し、稼働率低下の原因を発見したり、稼働率向上のための施策をいち早く実施できるようになる。

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