アイログが可視化製品の最新版、Eclipse用新モジュールなど提供

アイログは2月14日、Java環境向け可視化製品の最新版を発表した。同日から販売を開始する。

» 2008年02月14日 20時38分 公開
[ITmedia]

 アイログは2月14日、Java環境向け可視化製品の最新版を発表した。同日から販売を開始する。AjaxやEclipseを使用したリッチなインターネットアプリケーションの開発を支援する。新しいEclipse用モジュールとパフォーマンスの向上により、企業向けアプリケーションでの画面表示ニーズに対応する。

 提供するのは「ILOG JViews8.1の日本語版」。ILOG JViews Diagrammer、ILOG JViews Charts、ILOG JViews Gantt、ILOG JViews Maps、ILOG JViews Maps for Defense、ILOG JViews TGO(Telecom Graphic Objects)の6製品が含まれる。

 ILOG JViewsの利用対象は、大規模産業用の監視システムやWebを活用した道路交通情報システムといったハイエンドな可視化アプリケーション。最新版には、よりリッチなグラフィクスと高速な応答性を両立させる新技術を盛り込んだ。

 新製品には、Eclipse Graphical Editing Framework(GEF)対応のグラフレイアウト機能が加わった。相互につながるグラフィカルな構成要素を自動配置し、応用範囲はネットワークトポロジをはじめ、ビジネス・プロセス・ダイアグラム、電気回路などにも及ぶという。開発者は高度なグラフ作成ニーズに応える開発実装の際、利用するソフトウェア・コンポーネントを従来のJavaだけでなく、Eclipseにすることもできる。

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