次世代ネットサービスは「フレッツ光ネクスト」、NTT東西がNGNサービス概要を発表

NTT東西は、次世代ネットワーク(NGN)を利用したインターネット接続サービスの名称を「フレッツ光ネクスト」にすると発表した。

» 2008年02月27日 17時36分 公開
[ITmedia]

 NTT東日本とNTT西日本は2月27日、3月末から商用を始める次世代ネットワーク(NGN)を利用したインターネット接続サービスの名称を「フレッツ光ネクスト」にすると発表した。

 NGNを利用したサービスでは、フレッツ光ネクストのほか、IP電話「ひかり電話」や法人向けのVPN接続、広域イーサネット接続、コンテンツ事業者向けの配信サービスなどが提供される。既存サービスよりも通信品質を向上させるとともに、利用料金は既存サービスと同等以下に抑えるという。

 また、コンテンツ事業者向けには月額200円で品質保証(QoS)する「ユニキャスト配信」サービスを導入するほか、地上デジタル放送を再送信するためのメニューも新設する。法人向けにもQoSによるVPN接続サービスや、現在は県域に限定されている広域イーサネットサービスでほかの都道府県にも接続できるようにする。

 NGNのインターネット接続サービスやIP電話サービスは、NTT東日本エリアでは首都圏から、NTT西日本エリアでは大阪府内の一部で開始する。イーサネットサービスは当初、東京都内および大阪府内の一部にとどまる。NTT東西では、2010年度末までに現行のBフレッツサービスと同等のエリアにNGNベースのサービスエリアを広げるとしている。

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