通信教育のSBI大学院大学、受講時の本人認証にワンタイムパスワードを採用

RSAセキュリティは、学校法人SBI大学が4月に開講する通信教育制の専門職大学院、「SBI大学院大学」の教授ならびに学生にワンタイム・パスワードの「RSA SecurID」を採用したと発表した。

» 2008年03月17日 17時10分 公開
[ITmedia]

 RSAセキュリティは3月17日、学校法人SBI大学が4月に開講する通信教育制の専門職大学院、「SBI大学院大学」の教授ならびに学生の認証にワンタイムパスワードの「RSA SecurID」を採用したと発表した。大学のリソースへの安全なアクセスと、学生の個人情報保護、通信教育受講時の本人認証の手段としてRSA SecurIDを教授および学生全員に配布する。

 開講時のオリエンテーションにおいて、学生本人を確認したうえでRSA SecurIDを貸与する。RSA SecurIDを使ったセキュリティシステムを利用し、学生が受講時のログイン認証を受けることで、その学生本人であることを証明する。

 60秒に1回ランダムに変化する数字をパスワードとして用いる使い方の簡単さを評価して、ワンタイム・パスワードにRSA SecurIDを選択したとしている。

 SBI大学院大学は、講義をインターネット経由で提供している。国の認可を受けた学校として公式に単位を認定するために、授業を学生本人が受講していることを保証をするシステムが必要だという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ