USBトークンでVPN接続、三菱マテリアルらがスマートフォン用に製品化

三菱マテリアルと飛天ジャパンがWindows Mobile向けに共同開発した。

» 2008年04月22日 17時37分 公開
[ITmedia]

 三菱マテリアルと飛天ジャパンは、Windows Mobile OSを搭載するスマートフォン向けUSBトークン「ePass 1000」とVPNクライアント「L2Connect Mobile 1.4」を5月に発売する。

 新製品は、USBトークンとPINコードを併用して堅牢なユーザー認証方法を実現し、第三者にスマートフォンを悪用されるリスクを軽減する。L2Connectではイントラネット経由によるWebサイトへのアクセスを強制でき、アクセス先の制限や履歴の保存ができるようになる。

 また、L2Connect Mobileをインストールする際に仮想的にMACアドレスを割り振るサーバへ登録することで、指定した端末からのアクセスのみを受け付けることができるという。

 対応端末は、イーモバイルの「EM・ONE α」、ウィルコムの「Advanced/W-ZERO3[es]」、ソフトバンクモバイルの「X01T」。すでに一部の大手企業が試験運用を始めたほか、関電システムソリューションズが新製品を利用したASPサービスの提供を予定する。

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