Akamai、ダウンロード管理ツールの脆弱性に対処

Akamai Download Managerに深刻な脆弱性が見つかった。

» 2008年05月02日 08時00分 公開
[ITmedia]

 コンテンツ配信サービスのAkamaiは、ファイルダウンロード管理ツール「Akamai Download Manager」に深刻な脆弱性が発見されたとして、この脆弱性に対処するパッチを公開した。

 セキュリティ企業Secuniaのアドバイザリーによれば、攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、ユーザーに悪質なサイトを閲覧させ、悪質なプログラムをユーザーのシステムにダウンロードさせたり、実行したりできるようになるため、ユーザーのシステムが乗っ取られる恐れがある。

 Akamaiは、バージョン2.2.3.5でこの問題に対処した。それよりも前のバージョンに脆弱性が存在している。リスクレベルは5段階で上から2番目に高い「Highly critical」となっている。

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