ソニックウォールはマルチコアCPUの採用でパフォーマンスを高めた中小企業向けUTMアプライアンスを発売する。
ソニックウォールは5月28日、中小企業向けUTM(統合脅威管理)アプライアンスの新製品「NSA 2400 日本語版」を発表した。6月初旬に発売する。
新製品は、動作周波数が500MHzのマルチコアCPUを採用し、同価格帯の既存製品に比べてUTMのスループット速度を3倍以上に高めた。パケットを再構築をすることなく詳細に解析する「ディープパケットインスペクション」の最新バージョン「RFDPI 8」を搭載している。
アプリケーションごとに詳細なポリシー設定や帯域管理ができる「アプリケーションファイアウォール機能」も搭載しており、企業情報の漏えいを抑止しつつ、ストリーミングなど帯域負荷の高いアプリケーションの導入が容易になるという。
製品価格は53万7000円(初年度保守費用込み)で、販売代理店を通じて提供される。
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