ノキア・ジャパンは4コアCPU搭載のUTMアプライアンスを発売する。
ノキア・ジャパンは5月28日、4コアCPUを採用したUTM(統合脅威管理)アプライアンスの新製品「Nokia IP1280」を発表した。6月に発売する。
新製品は、4コアのCPUを1基搭載し、10Gbpsのファイアウォールスループットを実現。独自開発したセキュリティ処理加速化サービスモジュール「ADP」を使用することで、最大14Gbpsまでスループットを向上でき、2Uサイズのコンパクトな筐体ながらミッションクリティカルなシステム環境にも対応できるという。
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズが開発したセキュリティアプライアンスなどのマルチCPUの処理を効率化する「CoreXL」にも対応し、システムの分散稼働や二重化などが可能になる。
製品価格は787万9000円(初年度保守費用込み)で、同社販売代理店を通じて提供される。
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