日立ソフト、Ajax採用のWebコラボレーション製品を発売外部システムとも容易に連携

Ajaxによる優れた操作性と、外部のサービスと連携できるマッシュアップ機能を持つWebコラボレーション製品を日立ソフトが発売した。

» 2008年07月07日 16時51分 公開
[ITmedia]

 日立ソフトウェアエンジニアリングは7月7日、操作性に優れたWebコラボレーション製品「Zimbra CollaborationSuite Network Edition」(ZCS)の提供を開始した。

 ZCSは、Ajax(Asynchronous JavaScript + XML)技術を取り入れて開発したシステム。Webメールやグループカレンダー、アドレス帳などをドラッグ&ドロップといった基本的な操作で扱えるのが特徴。Web上のサービスや情報を組み合わせて新たなサービスを作るマッシュアップ機能を持ち、外部のシステムとの連携も容易にできる。

 日立ソフトは、大手企業向けに基幹業務システムや電子メール、グループウェアといったコラボレーション環境を提供してきた。これを生かし社内外のシステムとの連携や、操作性の優れたコラボレーションシステムの構築をめざす企業、教育機関、およびISP(インターネットサービスプロバイダー)などに対し、ZCSをベースとしたシステム統合のサービスを提供する。

 2008年度後半には、情報漏えい防止ソリューション「秘文」とZCSを組み合わせてWebメールのセキュリティを強化する。オンデマンドCRM(顧客情報管理)サービス「Salesforce」と連携したサービスをSaaS(サービスとしてのソフトウェア)形式で提供することも予定している。

 価格は、企業向けStandard Editionが50ライセンスで年額3780円。

過去のニュース一覧はこちら

関連キーワード

Zimbra | SaaS | コラボレーション


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ