ケンコーコム、Web解析ツールで売り上げ増を目指す

健康商品サイト大手のケンコーコムは、オムニチュアが提供するWeb解析サービス「SiteCatalyst」を導入し、同日から稼働を開始させた。

» 2008年10月02日 16時17分 公開
[ITmedia]

 健康商品サイト大手のケンコーコムは10月1日、オムニチュアが提供するWeb解析サービス「SiteCatalyst」を導入し、同日から稼働を開始させた。これにより、ECサイトのコンテンツ分析や販売商品の仕入れ数および在庫水準の最適化を図り、売り上げ増を目指す。データを活用し、広告メディア事業の拡大も視野に入れている。

 同社は、リポート機能と柔軟なカスタマイズ性を評価し、SiteCatalystの導入を決めた。これまで一日費やしていたリポート作成・配布作業を最短で数分に短縮できるだけでなく、商品カテゴリごとなどビジネスモデルに合致したリポートも簡単に閲覧できるようになるという。

 商品、仕入などの担当者が各自必要なデータを自由に閲覧できるようにすることで、業務のスピード化を図る。さらに、商品カテゴリごとのアクセス数など広告販売に必要なデータが容易に取得できるようになり、広告販売の拡大、広告主の顧客満足度向上が可能になるとしている。

 ケンコーコムでは、これまでログ型のツールを使用していたが、手作業が多いためリポート作成に丸一日を費やすなど負担となっていた。取扱商品数は10万点を超え、今後も増加する予定。広告メディアとしての展開も拡大しているため、企業の成長に合わせた体系的なWeb解析機能やデータの取得が必要になった。

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