iPhoneにも進出？ オバマ氏圧勝で国民が期待するものは：オルタナブログ通信（3/3 ページ）

[森川拓男，ITmedia]

トイレネタあれこれ

　前回、なぜかトイレブーム到来という内容を書いた。オルタナブロガーが続々と、トイレにまつわる話を書きだしたのだ。そしてついに、アクセスランキングの1位が、山口陽平氏「一般システムエンジニアの刻苦勉励」のトイレに、便座カバーをしない。になってしまった。これには驚きを隠せなかったが、山口氏のエントリー自体は実に興味深いものだった。トイレにカバーをすると、一見キレイなようでも実は不潔だという意見もある。便座カバーをしないのは正しいことかもしれない。

　さて、そういうわけで、オルタナブロガーたちが参加したトイレネタも、ここで取り上げてみたい。

　まずは、トイレの話題が広がり始めるそもそものキッカケともいえる、海外のトイレの話題。今回は、磯島大氏「磯島大の「マーケティング夢想」(^_^)」のアメリカの小便器の位置が高い件についてや、岩永慎一氏「THE SHOW MUST GO ON」のフランスのトイレのおもひで、そして大木豊成氏の便器がないと困る、って僕らには理解しづらい（中国）というエントリーが書かれていた。

　日本のトイレの話題では、吉川日出行氏「ナレッジ！？情報共有・・・永遠の課題への挑戦」のウチの便器はトルネードや、松尾公也氏「CloseBox and OpenPod」のウォシュレットのユビキタス化が、それぞれ独自の視点から書かれており、楽しく読ませていただいた。

　個人的にちょっとびっくりしたのは、西本智氏「ここを隠れ家とする。」の私事ですが転職しました。に書かれた「トイレの個室の便器のフタが自動的に開いた」という一文だ。どんどんトイレも進化しているものだと感じずにはいられなかった。

　「トイレネタ」と一言でいっても、実にさまざまな視点がある。しかし、何がブームになるか分からないのが、ブログの面白いところだ。

小室哲哉プロデューサー、逮捕される

　小室哲哉氏の逮捕は、衝撃だった。それも、詐欺容疑……オルタナブロガーも、取り上げている。

　川上暁生氏「ITコンシェルジュの Try ! & Error ?」の小室哲哉プロデューサー逮捕にみる成功者のその後や、北添裕己氏「トラパパ＠ＴＯＲＡＰＡＰＡ」の１つの綻びがすべてを過去を否定するは、考えさせられる内容だった。

　西本智氏の久しぶりに無性にシンセが弾きたくなりました。は、西本氏と筆者が同世代のためか、何となく分かるような気がする。しかし筆者は西本氏と違って、特番で見かけた小室氏からは、痛々しい感じが伝わってきていた。すでにこのときには、逮捕の予感があったのだろうか。

　さて、今回の小室氏の逮捕は、著作権が絡んではいるが、詐欺罪である。このことに関しては、栗原潔氏「栗原潔のテクノロジー時評Ver2」の小室事件についてちょっとコメントで書かれている。

　そして筆者が同感だと思ったのは、大木豊成氏の詐欺と楽曲は別問題でした。逮捕を受けて、放送局は、報道を除いて小室氏が関わった楽曲の放送を自粛した。これは正直、やり過ぎだと思うのだ。

　最後に気になったものをひとつだけ。大塚純氏「technologically ill」のエディタを使うのは時代遅れ？にはハッとした。筆者は、この原稿を書くのも、ブログにエントリーを書くのも、エディタを利用している。それが時代遅れのような感覚になっているとは。読者の意見も聞きたいものだ。

　ここまで、10月30日から11月5日にかけてオルタナティブ・ブログへ投稿された中から、幾つかピックアップして紹介させていただいた。だが、掲載数には限度があるため、多くのユニークなエントリーは紹介できなかった。もし、本稿からオルタナティブ・ブログへと興味を持ってもらえたならば、ほかの投稿にも目を通してほしい。

　オルタナティブ・ブログの新着エントリーをチェックするには最新の投稿を見るといい。最新100件分を見られるだけでなく、フィード配信もされているので、リーダーなどで気軽にチェックできるのだ。

　ブロガーから探したい場合は、ブロガー一覧や、新規参加ブロガーを。顔写真付きで調べることができる。さらに旬なブロガーは、ブロガー・ベスト30を見れば一発で分かるのだ。

　オルタナティブ・ブログから、ITの今を知る新たな発見があるに違いない。