企業が提供するアプリケーションをセキュアで使いやすいSaaSとして提供するための共同検証を、MIJSとNTTコミュニケーションズが実施する。
国内のソフトウェアベンダーで構成するメイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム(MIJS)とNTTコミュニケーションズは12月9日、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)型のアプリケーションサービスの共同技術検証を、2009年1月から6月まで実施すると発表した。
技術検証では、アプリケーションをセキュアで使いやすいSaaSとして国内企業に提供するための検討を重ねる。NTTコミュニケーションズのSaaSサービス提供基盤「BizCITY for SaaS Provider」上で、MIJSに参加している企業が提供するアプリケーションの動作を検証する。
検証する内容は、アプリケーションごとのサーバ環境、VPN(仮想私設網)と接続するネットワークゲートウェイを経由したアプリケーションの動作、複数アプリケーションのシングルサインオンなどを検証する。検証に利用するサーバ環境は、ホスティング型および仮想化型を予定する。
検証に参加する企業はアクシスソフト、アプレッソ、インフォテリア、ヴィンキュラム ジャパン、ウイングアーク テクノロジーズ、エイジア、エス・エス・ジェイ、NTTデータイントラマート、ガイア、JBアドバンスト・テクノロジー、システムインテグレータ、ソフトブレーン、東洋ビジネスエンジニアリング。参加企業は順次追加し、商用化に向けた検討やサービスの試験販売も実施する。
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