運用環境がJP1のデフォルト値と異なる場合は、テストのたびに同じ内容をルートジョブネットに定義しなおさなくてはならない。これを回避する方法はないだろうか。
ジョブネットの運用試験などを行う際に、運用環境がJP1のデフォルト値と異なる場合にはルートジョブネットの「多重起動」や「スケジューリング方式」などを毎回同じ内容で定義しなおす必要がある。この煩わしい作業から逃れたいというシステム管理者の方も多いだろう。
解決方法としては、「デフォルト値の設定」オプションを利用すればよい。[JP1/AJS2 - View]ウィンドウの[オプション]−[デフォルト値の設定]を選択すると表示される画面から設定できる。
対象製品: JP1/Automatic Job Management System 2 - View 【JP1/AJS2 - View】
[デフォルト値の設定]画面から、ルートジョブネットの「多重起動」のデフォルト値を「可能」にしたり、「スケジューリング方式」のデフォルト値を「多重スケジュール」にすることができる。
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