NTTデータ、NTTデータ先端技術、日本オラクルは、ストレージ製品「HP Oracle Exadata Storage Server」の機能や性能を検証し、DWHやBIシステムを構築するサービスとして展開する。
NTTデータ、NTTデータ先端技術、日本オラクルは2月12日、データウェアハウス(DWH)のサービスを展開すると発表した。ストレージ製品「HP Oracle Exadata Storage Server」の機能や性能の検証、サービスメニュー化などを共同で進める。
具体的には、日本オラクルがHP Oracle Exadata Storage ServerをNTTデータに提供。NTTデータはNTTデータ先端技術と、同製品の性能などを調べる。ユーザー企業のデータを用いたデモや、ビジネスインテリジェンス(BI)システムの導入を支援するサービス「データウェアハウス/ビジネスインテリジェンス・ラボ」を活用して、機能を検証する。
検証結果をサービスとして顧客に提供する。顧客の要求に合わせて、HP Oracle Exadata Storage Serverを使ったDWHのシステム構成を検討するサービスや、オンライン分析作業(OLAP)やデータマイニングなどを採用したBIシステムのデモ環境を構築するサービスをそろえる。KPI(業績評価指標)や業務の可視化を実施するコンサルティングサービスも提供する。
機能の検証を4月中に終え、6月中旬をめどにサービスの提供を開始する予定。サービスの価格は個別見積もりになる。「BIデモ環境構築の場合、数百万円程度になる見込み」(NTTデータ広報)という。
NTTデータグループは、同サービスの展開と並行して、HP Oracle Exadata Storage Server関連のシステムインテグレーション事業を今後1年間に5件程度実施。DWHシステムの開発で100億円の売り上げを目指す。
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