ホテルオークラレストラン、ASP型勤怠管理で人件費支出を改善1000人の勤怠データを一元管理

ホテルオークラエンタープライズは、自社が経営するレストランの従業員の勤怠管理システムに、指紋認証によるASP型システムを導入した。リアルタイムでの勤怠データの把握により、人員配置や人件費の最適化を実現した。

» 2009年03月10日 16時36分 公開
[ITmedia]

 ホテルオークラレストランなどを経営するホテルオークラエンタープライズは、指紋認証によるASP型の勤怠管理システムを導入して、従業員の勤怠の一元管理を実現した。システムを提供したヒューマンテクノロジーズが3月10日に発表した。

 導入したシステムはオンラインタイムレコーダーの「King of Time」。指紋による認証を採用しているため、タイムカードの購入や発行の手間が省け、代理打刻を防止できるなどのメリットがある。

 ホテルオークラエンタープライズでは、同製品の導入により本部で全店舗、約1000人の従業員の勤怠データを一元管理する仕組みを整えた。リアルタイムに勤怠データを把握することで、売り上げに対する人件費や人員構成の最適化、時間帯ごとの適正な人員配置といったシフトコントロールができるようになったという。

 タイムカードによる勤怠管理を行っていた時は、3人の担当者が手作業で給与計算をしていた。King of Timeは、自動で給与計算を行うため、人の手による作業負荷を軽減できたという。また、人員配置や残業時間などをコントロールすることで、コストの見直しを実現するなどの効果があった。

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