前回、取り上げたように、定額給付金がいよいよ支給されることになった。すでに支給された自治体もあれば、いまだに支給時期が未定な自治体もあり、政治の混迷が目に見えてしまった。オルタナブロガーも、さまざまな提言をしている。
ブロガー | ブログ | 定額給付金に関するエントリー |
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一瀬宗也氏 | 「島ナイチャーの沖縄探訪」 | 定額給付金 |
川上暁生氏 | 「ITコンシェルジュの Try ! & Error ?」 | 定額給付金 ようやく... |
谷川耕一氏 | 「むささびの視線」 | 蛍光灯電球とかLED電球を配って日本を元気にするという提言 |
ここまで遅い支給となって、政府のもくろみのような効果は出るのだろうか。不況の影響は、これから押し寄せてくるという予測もあるのに。
今後の景気回復への道筋として、山本哲也氏「歌は世につれ」はIT投資で、前年比マイナスと紹介されたITが今後の有望分野であると指摘。谷川耕一氏「むささびの視線」のITは今後の有望分野や、林雅之氏「『ビジネス2.0』の視点」のIT業界の人材不足感と求められる人材像も同意見だ。ただし、人材不足の指摘もされているが……。
IT業界に限らず、企業はどうするべきなのだろうか。
ブロガー | ブログ | 景気回復への提言 |
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田中晃氏 | 「『Internet & Mobile』 ア・ラ・カルト」 | えっ そうなの??うちの会社がリストラを実施!? その時、社員が浮かぶ思いとは・・・ |
中村昭典氏 | 「中村昭典の、気ままな数値解析」 | 【4,500億円】 トヨタにインサイトは作れない…んだろうか |
山口陽平氏 | 「一般システムエンジニアの刻苦勉励」 | 低賃金は経営を破壊する |
その一方、外務省が興味深い動きをしていることが佐々木康彦氏「平凡でもフルーツでもなく、、、」の外務省も負けていない!アニメ文化大使、コスプレサミットに、「カワイイ♥♥大使」まで…(苦笑)で紹介された。これが日本のイメージアップとなり、いろいろな意味で景気回復の一環につながるのであれば素晴らしいのだが。
注目ワードとして脚光を浴びている「クラウド」。だが、リスクも生じる。関孝則氏「クラウド的な世界へ」のリスクは回避すべきものではなく管理するものではリスク管理について記している。
クラウドに関わるオルタナブロガーの出版が相次いでおり、加藤恭子氏「きょこ コーリング」のもうすぐ、オルタナブロガーのクラウド本が3冊そろう!!や、玉川岳郎氏「ニュータイプになろう!」のクラウドビジネス入門が、読後にやっぱりお勧めなわけなどでも紹介されている。
クラウドの今後について、複数のオルタナブロガーがエントリーを書いている。
ブロガー | ブログ | クラウドの今後 |
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加藤和幸氏 | 「てくてくテクネコ」 | 企業ユーザにとってのクラウドとは何か |
砂金信一郎氏 | 「Azureの鼓動」 | Surfaceの実機をさわってみた。画期的UIとクラウドが実現する未来体験 |
竹内克志氏 | 「Software Development」 | クラウドサービスは標準化されるのか? |
林雅之氏 | 「『ビジネス2.0』の視点」 | クラウド時代の日本のデータセンター普及促進のシナリオ |
Gmailは果たして企業に普及するのだろうか? | ||
企業にとってのクラウドとは何か、がこれからの注目点となる。企業に普及していくのか、否か。それがカギだろう。
そんな中で気になったのは、岩永慎一氏「THE SHOW MUST GO ON」の今だからいえる、Web2.0ってそもそも何なんだっけ?だ。いまや、「クラウド」の陰に隠れてしまった感のある「Web 2.0」だが、別にそのものが消えたわけではない。そして、IT業界の中で「誰かが繋ぐ」という視点が欠ける件についてにも考えさせられた。つながりという意味では、先述のTwitterとも共通するが、クラウドはまさにつながることから成り立っている。先に進むと、谷川耕一氏「むささびの視線」のクライアントのノートPCもすべて仮想化が実装される時代がくるにあるように、クライアントPCの仮想化も進むかもしれない。
以上、2月26日から3月4日にかけてオルタナティブ・ブログへ投稿された中から、ピックアップさせていただいた。だが、膨大なエントリーの中のごく一部しか紹介できなかった。本稿からオルタナティブ・ブログに興味を持っていただけたならば、ぜひほかの投稿も読んでほしい。
オルタナティブ・ブログをチェックするには、最新の投稿を見ることをオススメしたい。最新100件の投稿を確認できるほか、フィード配信もされているので、リーダーなどを使って簡単にチェックできるのだ。
また、顔写真付きでブロガーをチェックしたいという人は、ブロガー一覧や、新規参加ブロガーを見てみよう。読者から注目されているブロガーならば、ブロガー・ベスト30からチェックすることができる。
オルタナティブ・ブログから、ITの今を知る新たな発見があるに違いない。
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