4月から5月にかけてはオバマ米大統領の就任100日目、新型インフルエンザ流行といったニュースに便乗したスパムが出回った。
ウイルス対策ソフトメーカーの米McAfeeは、5月度のスパム動向報告書を発表した。
報告書によると、4月から5月にかけてはオバマ米大統領の就任100日目、新型インフルエンザ流行といったニュースに便乗したスパムが横行した。新型インフルエンザスパムは、医薬品宣伝スパムと結びつく形で出回った。
また、米大手ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のFacebookやClassmates.comなどをかたり、動画へのリンクに見せかけてマルウェアをダウンロードさせようとするスパムも多数見つかった。
スパマーもビジネスとしてのコスト削減と利益増大に力を入れており、リンクを不用意にクリックしてしまうユーザーがいる限り、ユーザーから金銭を騙し取るため一層巧妙な手口を使ってくるだろうとMcAfeeは予想している。
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