日立製作所は事業部ごとに提供していたデジタルサイネージ関連のサービスを一本化し、ユーザー企業の導入増加を狙う。
日立製作所は6月4日、デジタルサイネージ(電子看板)事業を強化すると発表した。事業部門ごとに提供していたシステム導入のコンサルティングサービスやコンテンツの作成、配信スケジュールの管理、システム構築などを一本化し、サービスとして提供する。
事業強化の一環として、デジタルサイネージのシステム構築やコンテンツの配信基盤などのサービスをまとめた「日立デジタルサイネージソリューション」の提供を、6月10日に開始する。同社が得意としてきた金融機関や公共施設、流通業などの分野に加え、オフィスビルやマンションにも売り込む。
売り上げ目標は「未定」(日立製作所広報部)としている。現在3000台の導入実績があるが、これを2010年までに1万台に増やす見通しだ。
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