マイクロソフトが提供する検索サービス「Bing」のトップページの表示速度は、GoogleやYahoo! JAPANには及ばなかった。
ゴメス・コンサルティングは6月12日、国内で提供されている検索サービスのトップページの表示速度を発表した。1位はマーズフラッグで、グーグルやヤフーの検索サービスを押さえた。マイクロソフトが新たに提供を開始した「Bing」は5位だった。
同社が日本で提供されている12の検索サービスについて、トップページの表示速度を調べた。1位はマーズフラッグの「MARS FLAG」で0.224秒だった。2位は「Google」(0.374秒)、3位は「Yahoo! JAPAN」(0.538秒)だった。
マイクロソフトの新検索サービスであるBingは0.795秒で5位。一般的な検索サービスと比べると高いパフォーマンスだが、先行するグーグルとヤフーの検索サービスには及ばなかった。「正式版のリリース時には、より一層のパフォーマンスが必要になる」(ゴメス・コンサルティング)
表示速度の測定期間は6月2日から6月9日。国内2拠点から各検索サイトのトップページを1時間に1度計測し、平均値を出した。12サイトの平均は2.500秒だった。検索サイトに求められる表示速度は1秒以内。今回12サイト中5つのサイトが1秒以内を達成した。
順位 | サイト名 | 表示速度(秒) |
---|---|---|
1 | MARS FLAG | 0.224 |
2 | 0.374 | |
3 | Yahoo! JAPAN | 0.538 |
4 | 百度 | 0.549 |
5 | Bing | 0.795 |
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