Azureクラウドアプリケーションの開発コンテスト「new CloudApp()」開催

Microsoftは、「Azure Services Platform」上で稼働するクラウドアプリケーションやサービスを構築する開発コンテストを開催する。18歳以上であれば、学生でも応募でき、日本からの応募を対象とするアワードも設けられる。

» 2009年06月17日 12時32分 公開
[ITmedia]

 Microsoftは、「Azure Services Platform」上で稼働するクラウドアプリケーションやサービスを構築する開発コンテスト「new CloudApp()」をワールドワイドで開催する。応募資格は18歳以上で学生でも応募できる。作品の応募は日本時間で7月10日午前1時まで受け付けている。

 new CloudApp()は、全世界の.NET/PHP開発者を対象に、Azure Services Platform上にクラウドアプリケーション/サービスを構築する開発コンテスト。応募するアプリケーションやサービスは、未発表のものであればジャンルなどの制限は特に設けられていない。開発ツールには、Visual StudioおよびAzure Services Platform各サービスのSoftware Development Kit(SDK)を使用できる。

Azure Services Platform Azure Services Platformの構成図

 コンテストは幾つかのカテゴリが用意されているが、日本在住の開発者が参加できるのは、全世界からの一般投票によって優秀作品が決定する「International」カテゴリ。優秀作品の開発者には、賞金として2500米ドル分のVISAギフトカードのほか、Microsoft本社主催のイベントなどでプロモーションする特典を与られる。

 また、日本からの応募を対象とする「Japan Community Winner」や、マイクロソフトの審査による「Japan Award Grand Prize」(一般の部、学生の部)も選出される。後者では、発想のユニークさ、既存資産の活用、ユーザビリティなどに着目した選考が行われる予定。

 一般投票の期間は7月10〜19日。8月上旬に同社Webサイトで結果を発表。パシフィコ横浜で8月26〜28日に開催される開発者向けイベント「Microsoft Tech・Ed Japan 2009」会場で表彰する。

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