ウィルコムが新PHS「XGP」を10月に商用化、都心限定で

ウィルコムは高速データ通信が可能な新PHSサービス「WILLCOM CORE XGP」を10月に商用化する。当初エリアは山手線周辺の一部地域になる。

» 2009年09月24日 11時15分 公開
[ITmedia]
XGPのサービスエリア

 ウィルコムは9月24日、試験提供中の高速無線データ通信サービス「WILLCOM CORE XGP」を10月1日に商用サービスへ移行すると発表した。当初はサービスエリアや端末の提供数などを制限する。

 同サービスは、2.5GHz帯を利用して上下最大20Mbpsの無線データ通信が行えるもの。4月27日から一部法人に限定して試験サービスを提供している。10月1日からは個人向けにもサービスを提供し、月額4380円の定額制データ通信料金プラン「XGPデータ定額フラット」を導入する(別途、同社のインターネット接続サービス「PRIN」利用料月額945円が必要))。

 当初はサービスエリアをJR山手線周辺の一部地域とし、対応端末の提供数を400台に制限。9月30日まで専用ホームページを利用を受け付ける。申し込み条件は「AIR-EDGE」または「WILLCOM CORE 3G」を既に契約しており、契約住所が東京23区内のユーザー。応募者多数の場合は抽選になる。

対応端末のNECインフロンティア製「GX001N」

 なお、10月1日〜2010年3月31日はXGPデータ定額フラットとPRINの利用料を無料にし、端末を無償でレンタルする。

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