Gmailにあて先ミス防止の新機能「ボブ違い?」

友人のボブのつもりで上司のボブにくだらないメールを送ってしまった――。というミスを防ぐ機能が登場。

» 2009年10月14日 13時10分 公開
[ITmedia]

 上司の悪口を当の上司に送信したり、内密の話を全社メールにしてしまった経験はないだろうか? 米Googleは10月13日、Gmailでこうしたミスを防ぐための新機能「Got the wrong Bob?(日本語版では「メールのあて先は正しいですか?)」をGmail Labsでリリースした。

 この機能は、Gmailがそれまでのユーザーの利用履歴からあて先が適切かどうか判断し、ミスの可能性があれば指摘するというもの。ユーザーが複数のあて先にメールを送っている場合にのみ有効だ。例えば、ティムとアンジェラとボブ・スミスに同一メールを送信することが多い場合、ボブ・スミスの代わりにインクリメンタル機能などによってボブ・ジョーンズと入力してしまうとあて先枠の下に「ボブ・ジョーンズではなくて、ボブ・スミスなのでは?」と警告が表示される。

wrong bob

 この機能の追加に合わせ、既存の送信もれを防ぐ機能「Suggest more recipients」の名称が「Don't forget Bob(ボブもお忘れなく)」に変更された(日本語版では「宛先入れ忘れ防止」のまま)。こちらは同一メールの送信先のグループに抜けがある可能性を指摘する機能だ。

 これらの機能を有効にするには、Gmailの画面右上にあるGmail Labsのアイコンをクリックし、機能一覧から選択する。

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