ミラクル・リナックスは、同社のLinux OSをアプライアンス製品に組み込む動きを促進するため、アプライアンス・パートナー・プログラムを開始した。
ミラクル・リナックスは10月23日、アプライアンス(機能特化型コンピュータ)への「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5」搭載を支援する「アプライアンス・パートナー・プログラム」を開始した。
同プログラムは、アプライアンス製品の開発およびサポートを行っている企業のうち、「ミラクル・リナックス販売パートナー契約の締結」「MIRACLE LINUXの一次サポートの提供」「専任営業担当者のアサイメント」などのビジネスアライアンス活動が可能な企業に対して提供されるもの。このプログラムに参加することで、同社から専用のライセンス/サポートメニューを受けることができ、アプライアンス製品の開発の負担を軽減しながら、コストを抑えた商品化が可能になるとしている。
すでにトライポットワークスのファイルサーバ「ギガポットオフィスハード」、日立電線ネットワークスの認証サーバ「Account@Adapter」などのアプライアンスでAsianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5などが採用されてており、同社ではこうした取り組みを促進したい考えだ。
ミラクル・リナックスは終わってしまったのか?
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