VMware、デスクトップ仮想化製品「Workstation 7」発売

「VMware Workstation 7」ではWindows 7の「Windows XPモード」よりも優れたWindows XP環境を実行できるとうたっている。

» 2009年10月28日 15時47分 公開
[ITmedia]

 米VMwareは10月27日、デスクトップ仮想化製品「VMware Workstation 7」を発売した。

 新版ではMicrosoftの新OS「Windows 7」の32ビットと64ビットの双方をサポートした。Windows 7の機能「Windows XPモード」よりも優れたWindows XP環境を実行できるとしている。仮想マシン(VM)上で「Windows Aero」「DirectX 9.0c Shader Model 3」「OpenGL 2.1」をサポートすることで、多数の3Dアプリケーションに対応したという。最大4個の仮想プロセッサを持つVM、または4個の仮想コアと、最大32Gバイトのメモリを持つVMを作成できる。

 開発者向けの機能として、VM上にサーバ仮想化製品「vSphere 4」およびハイパーバイザー「ESXi」をインストールできるようにしたほか、「SpringSource Tools Suite」および「Eclipse IDE for C/C++」向けのIDE連係機能を追加した。

 価格は189ドル(日本での市場予想価格は2万3000円)。アップグレード価格は99ドル(1万4000円)。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ