2009年のホリデー商戦は、前年割れだった2008年より4%増と復調し、「グリーンマンデー」の翌日には1日当たり9億ドル以上売り上げがあった。
調査会社の米comScoreは1月6日、2009年の年末商戦(11月1日〜12月31日)における米オンライン消費額の調査結果を発表した。期間中のオンライン消費額は280億ドルだった前年同時期と比べ、4%増の291億ドルとなった。
期間中で売上高が8億ドルを超えた日が9日あり、オンラインでの売り上げピークとみなされている「グリーンマンデー」の14日より、翌15日が9億1300万ドルで最高の売上高になった。同期間中に1日当たりの売上高が9億ドルを超えたのは、2001年にこの調査を開始して以来初めてという。comScoreは、小売店による積極的なプロモーション、保証付の配送、東海岸での豪雪などが売り上げを後押ししたとみている。
カテゴリー別売上高の前年比成長率では、宝飾品・時計が前年同期間より20%増で首位、次いで家電が15%増で2位、イベントチケットが8%増で3位。家電では大幅に値下げされた薄型テレビ、モバイル端末、電子書籍リーダーなどが好調だった。
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