SRA、メールアーカイブ製品をアジア/欧米市場に展開

SRAは、中国/アジアと欧米市場に向けて、メールアーカイブ製品「MailDepot」の英語版を提供することを決めた。

» 2010年02月16日 15時49分 公開
[ITmedia]

 SRAは2月16日、メールアーカイブ製品「MailDepot」の英語版をアジア市場、欧米市場に向けて発売すると発表した。

 MailDepotはすべての電子メールを保存し、高速に検索する機能をもったメールアーカイバ。メールサーバからの転送複写を行うタイプの製品で、100万件のメールを1秒以内に検索できる点などが評価されている。

 SRAは、2008年4月からMailDepotを日本国内で販売してきたが、例えば米国では、メールの複数年間保存を義務付ける法律が存在するなど、グローバル展開する企業のメールコンプライアンスに対するニーズは高くなっていることを見越して、今回の海外展開を決めた。SRAグループの拠点がある中国/アジアと欧米を重点地域とし、SRAのグループ会社でシンガポールに本社のあるSRA SEA(South East Asia)と共同で販売を行う。

 価格は、メールの保存容量で設定されており、最小モデル(2Tバイト)で150万円/年間保守料22万円(この価格を現地通貨に換算)。トライアル版も用意し、初年度で20本の販売を目指す。

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