「Nearby」オプションをつけて検索すると、検索語として「レストラン」や「郵便局」などと入力しただけで、検索結果が現在地の近くにある該当施設に絞り込まれる。
米Googleは2月26日、英語版Google検索(Google.com)の検索結果のカスタマイズ機能「options」(日本語版では「検索ツール」)に、検索結果を地域情報に絞り込む機能「Nearby」を追加したと発表した。
検索ページの左上にある「Show options」をクリックすると表示される一連のoptionにNearby(近所)が加わった。例えば「Apple Store」と入力してNearbyをクリックすると、GoogleがPCのIPアドレスから推定した位置情報を基に、近くのApple Storeに関する検索結果を表示する。対象とする範囲は「City」「Reasion」「State」から選択できる。また、「Custom Location」で地域を指定することで、現在地以外の検索も可能だ。
検索枠に「Apple Store」、Custom Locationに「New York」と入力して範囲を「City」にした場合の検索結果は4万9900件と、検索枠に「"Apple Store" "New York"」と入力した場合(123万件)より結果が絞り込まれた。
Google Mapsでは既にこうした地域情報検索が可能なほか、iPhoneおよびAndroid搭載機のモバイル版Google.comでは、GPSのデータを利用した「Near me now」機能が利用できる。
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