「Nokia C5」は普通の携帯電話のような端末で、スマートフォンとしては安価なエントリーモデルとなっている。
Nokiaは3月2日、タッチスクリーンのないエントリーレベルのスマートフォン「Nokia C5」を発表した。
「フィーチャーフォン(多機能携帯電話)にスマートフォンを詰め込んだ」というC5は、普通の携帯電話のような厚さ12ミリの薄型ストレート端末で、タッチスクリーンもない。ディスプレイは2.2インチでカメラは320万画素だが、OSはS60を搭載し、SNS機能や無料のOvi Mapsナビゲーション機能、IM機能などを備える。
C5は欧州や中東などで第2四半期に発売される。カラーはホワイトとウォームグレイの2色で、価格は135ユーロ。
NokiaはC5の投入で製品ラインに新たに「Cseries」を加えた。「Xseries」「Eseries」「Nseries」と併せて、製品ラインは合計で4つとなる。同社はユーザーに分かりやすい命名規則へと移行しており、各端末を「シリーズ名を表すアルファベット+機能と価格を表す1〜9までの数字(9が最も高機能で高価格)」で表し方式を採用している。Nseriesはハイエンドのフラグシップモデルで、Xseriesはソーシャル機能やエンターテインメントを重視したモデル、Eseriesはビジネス向け、Cseriesはエントリーモデルとなる。
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