育てばラクチン、後継者：ドジっ娘リーダー奮闘記（2/2 ページ）

[小俣光之，ITmedia]

　事業を拡大・発展させるためには、人材の育成が大切。自分の後継者を作るつもりで、メンバーを育てていこう！

• 人を育てるのは時間がかかる。日ごろから意識してメンバーを育てよう
• メンバーの育成には、教えるよりも経験させる方が効果があるぞ
• 技術力に比べて、コミュニケーション能力は身に付けるのに時間がかかる。機会があるごとに経験させると良いだろう
• メンバーを育てると同時に、リーダー自身も成長しよう

しんこちゃん　話していることは格好いいんだけれど、輩田さんの「忙しい」って怪しい時があると思わない？

春美ちゃん　そう思わないでもないけれど、「輩田さんが忙しいのならしょうがないか」って頑張っちゃうときもあるじゃない？　それに上の人が悲壮感を漂わせても困っちゃうから、リーダーはあのくらいでちょうど良いのかもしれないわね。

しんこちゃん　春美ちゃんは悲壮感じゃなくてイライラを見せないように気を付けなくちゃね。

春美ちゃん　いやーね、わたしのイライラはメンバーのやる気を引き出すためのアピールよ。わたしをイライラさせないためにも、みんな頑張って働いて育ってね、ということ。さぁ、張り切ってイライラするわよ。イライライライラ忙しいー、イライライライラ忙しいー！

著者プロフィール：小俣光之

　日本シー・エー・ディー株式会社代表取締役社長・現役プログラマー。
多趣味で話し好きで説教臭い。
ITmedia オルタナティブ・ブログの「プログラマー社長のブログ」執筆中。
著書に、「プログラミングでメシが食えるか！？」、「プログラミングでメシを食わせろ！！」など。

（構成：鈴木麻紀）

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